「1977有珠山噴火と治山対策」記録誌の発刊

 2007年に有珠山噴火の被災後30年が経過した節目をとらえ、当協会は、北海道庁や道立林業試験場、北海道森林管理局、北海道大学などの協力を得ながら、平成19年12月から3ケ年をかけて、有珠山の噴火後のこれまでの復旧治山対策に係る事業現場のその後の姿を調査・整理して、記録誌をとりまとめました。
 当協会としては、このような治山事業の果たしている役割を広く道民に普及啓発するために、林野公共事業を推進する地方自治体や森林土木事業の関係者に、業務の参考として記録誌を配布することとしました。
 この記録誌の発刊にあわせて、有珠山周辺における治山事業の果たしている役割を、広く道民に普及啓発するために、10月には記念植樹を実施したほか、11月からは移動パネル展を開催しています。
 また、来年も引き続き、この関連行事として記念育樹、講演会を開催することとしています。
 なお、これらの事業の実施に当たっては、(社)国土緑化推進機構から緑の募金交付金の助成を受けています。
 この記録誌についてくわしくはこちらをご覧ください。