全国治山林道協会長会議の開催

 10月5日、6日の日程で、全国治山林道協会長会議・現地視察が石川県で開催され、当協会から中島副会長が出席しました。
 初日、金沢市内のホテルでの室内会議では、会長挨拶(代理前田理事)、谷本石川県協会会長(石川県知事)の歓迎挨拶あと、滝波参議院議員(福井県協会長)から来賓挨拶があり、そのあと林野庁森林整備部治山課猪島課長から「山地災害の防止に向けた取り組み状況」と題した講話、石川県立金沢大学の柳井教授から「2015年白山上流で発生した大規模地すべりの形態と下流システムに及ぼす影響」と題した講演が行われました。

 翌日は、江戸時代から金や銅などの採掘が行なわれた小松市の尾小屋鉱山跡(石川県立尾小屋鉱山資料館)を訪れ、製錬に伴う鉱煙により完全に失われた森林を復元する取り組み(後世に伝えるべき治山60選)の成果を視察するなど、興味深い研修、意見交換が行われました。