令和5年度東北・北海道治山林道協議会ブロック会議及び総会の開催
6月27日、宮城県仙台市において、「東北・北海道治山林道協議会ブロック会議」が東北・北海道の各道県協会関係者、林野庁森林整備部整備課井手一彦課長補佐、一般社団法人日本治山治水協会津元賴光専務理事の出席のもと開催されました。
会議では、治山・林道事業を計画的に推進するための当初予算の確保のほか、国土強靭化対策の一層の推進、東日本大震災からの復興支援の継続及び重要なインフラ資産である治山・林道施設の長寿命化対策の拡充・強化など、各道県の治山・林道事業を推進する上での課題や来年度に向けた施策提案事項などについて検討を行いました。
また、「東北・北海道治山林道協議会総会」が開催され、9月に東北・北海道治山林道協議会として林野庁や関係国会議員に対し、令和6年度に向けての要望、提案を行うことが決定されました。
28日は、令和10年度の完成を目指して整備が進められている林道「七ツ森湖~泉ヶ岳線」(大和町~仙台市)について、宮城県仙台地方振興事務所林業振興部の担当者の方から、現地でご説明をいただきました。セミトレーラ規格で設計されており、森林施業の生産性の向上などに寄与するとともに、災害時における代替路としての役割が期待されています。