北海道民有林治山事業70周年記念座談会の開催について

 昭和23年に八雲町に床固工が設置されてから、北海道の民有林治山事業が、今年度で70年の節目を迎えたことから、記念事業の一環として、8月23日、道庁で座談会が開催されました。
座談会には、司会者の千葉治山課長をはじめ、治山・保安林担当のOBと現役10名が集まり、最近10年間の治山事業や保安林制度についてそれぞれの思いを語っていただくとともに、今後の取り組むべき課題や方向性について様々な意見をいただきました。
 治山事業では、平成26年の礼文島、平成28年の全道を襲った台風等による大雨災害や、東日本大震災で津波の被害軽減効果が明らかとなった海岸防災林などの災害に関わる話を中心に、保安林関係では、保安林の指定施業要件や水資源保全条例に係る林地開発許可制度の見直しといった話がありましたが、詳細につきましては、来年4月頃に発刊を予定の70周年記念誌に掲載いたしますので、そちらをご覧いただきたいと思います。