2013.3 平成25年度民有林林道事業概算決定

平成25年度の民有林林道事業予算について(平成24年度補正予算を含む)

 この度の国の予算編成は、新政権が打ち出す緊急経済対策の第一弾である平成24年度補正予算に平成25年度当初予算を連動させる形でのいわゆる15か月予算で組み立てられることとなります。
 このうち、林道事業に係る予算については、森林整備公共補助では、従来の林業専用道整備に加え、老朽化した林道橋等の点検・補修を行う林道点検診断・保全整備が新たに追加されるとともに、平成24年度補正予算から廃止された地域自主戦略交付金のうち、育成林整備事業の林道開設及び森林環境保全整備事業の林道改良が補助事業へ移し換えとなる一方、旧地域自主戦略交付金にあった森林居住環境整備事業などの林道開設や、改良が従来の農山漁村地域整備交付金に統合されることとなりました。
 平成24年度補正予算は、補助金・交付金を合わせ国費ベースで11億16百万円(対24年度当初比100%)、平成25年度当初予算は、同じく12億30百万円(対24年度当初比110%)となり、平成24年度補正及び25年度当初を合わせると23億46百万円(対24年度当初比210%)となっています。
 また、森林整備加速化・林業再生事業の路網整備については、平成24年度から平成26年度までの3か年で国費61億66百万円を活用し、平成25年度も引き続き林業専用道(規格相当)の整備を計画的に進めることとしています。

 なお、平成25年度 林道事業概算決定状況 について詳しくはこちらをご覧ください。