2008 10月2日(木)~3日(金)

 平成20年度の東北・北海道治山林道協会等総務担当職員会議並びに研修会が北海道網走管内で開催された。
 この会議は、東北・北海道の治山林道関係協会の職員が一同に会し、治山・林道事業を取り巻く現状等について意見交換を行うとともに、多様な治山・林道事業の現地研修を通じて、相互の意識向上を図り、今後の協会活動に反映させることを目的として、毎年持ち回りで行われている。
 1日目は山形県、宮城県を除く総勢8名が女満別空港に集合し、美幌町の「みどりの村森林公園林道施設」の現地視察を行い、会議を行う斜里町のホテルに向かった。

 会議では、各協会から協会運営に関する諸問題、特に事業量の減少、入札制度の改変などによる収入が減少する中で、協会の設立目的の公益事業をいかに維持して行くか等や公益法人制度改革に対するそれぞれの対応について、意見が述べられ、質疑を行った。
 各協会が意見交換を行うこの様な会議は、非常に有意義であるが、残念ながら諸般の事情により本年度で最後ということになっている。ある協会から、何らかの形で、継続すべきという意見が出され、持ち帰って検討することとした。
 2日目は晴天の中、朝早くホテルを出発し、知床世界自然遺産区域の知床五湖を周遊したあと、斜里町のポンペレケ地区予防治山事業を視察した。

帰路は、知床峠経由で、雄大な羅臼岳や北方領土を間近に見て、羅臼町、標津町経由で、中標津空港で無事解散することが出来ました。
 現地視察にご協力いただいた、網走支庁林務課職員の皆さんには心より感謝申し上げます。