2011. 5.10 有珠山噴火復旧治山対策30周年記念育樹祭の開催について

 有珠山は1977年の噴火後30年が経過し、この間、国有林や民有林の治山事業などによる復旧対策が荒廃山地に講じられて地域の復興がすすんだことから、当協会は、(社)国土緑化推進機構の「緑の募金交付金」の支援を受けて、「有珠山噴火と治山対策」の記録誌を作成・配布するなど「防災の森林づくり事業」を実施しているところです。
 本年が国連の定める国際森林年でもあることから、広く道民に防災意識の定着と森林整備・保全の意欲を高めることを目的に、この事業の一環として、北海道庁との間で「防災の森林づくり協定」締結しましたが、この協定にもとずき、5月10日(火)に江別市西野幌の道立自然公園「野幌森林公園」内の道有林において、記念育樹祭を開催しました。
 当日は天気に恵まれ、森林土木関係者等約70人の参加を得て、アカエゾマツの枝打ちに汗を流しました。また、この育樹祭には、北海道庁から羽貝敏彦空知総合振興局長さん、中島俊明森林環境局長さんにもご参加いただきました。