2011.11. 1 民有林路網整備担当者技術研修会の開催について

 これからの森林整備は、路網と林業機械を組み合わせた効率的な作業システムが不可欠とされ、それらに対応した「丈夫で簡易な道づくり」が求められます。このため、「森林・林業再生プラン実戦事業」が行われた鶴居村において、この事業に深く関わったドイツのフォレスターを招き、「これからの路網整備」をテーマに技術研修会を開催しました。この研修会は、当協会の技術向上事業の一環として北海道と共催で実施したもので、市町村の路網事業担当者も30人出席していただきました。おりしも、今年度の第3次補正で、「森林整備加速化・林業再生基金」が3年間延長され、基幹作業道などの予算が確保できる見込みとなりましたので、市町村の担当者には、この研修の成果を活用していただき、路網整備の推進と地域林業の発展に尽力していただくようお願いします。
 なお、今回の研修会で紹介された、「欧州の路網整備の実戦」「鶴居村における実戦」などを纏めたDVDを道庁から借用しております。当協会会員で希望される方は、コピーして送付しますので連絡してください。