平成25年度路網整備・作業システム整備方針普及研修会の開催
路網整備を担当する市町村職員や森林組合職員等を対象に、道が策定した「路網・作業システム整備方針」の普及を目的とした、標記研修会を6月27日、28日の二日間にわたり開催した。
この研修会は、北海道森林整備加速化・林業再生事業として、道水産林務部の助成を得て当協会が実施するもので、本年度は今後3回の開催を予定してる。
初日は、北海道大学渋谷准教授による「これからの林業に必要な考え方」の講義に続き、道の担当者から「路網・作業システム整備方針」、「丈夫で簡易な使いやすい路網整備の手引き」、「北海道の林業機と作業システム」をテーマとして室内研修を行った。
二日目は、美唄市の道有林内において、高性能林業機械による路網の作設(グラップルバッケト)や伐木・造材(フェラバンチャ、ハーベスター、プロッセサー)、集材・運搬(グラップルローダー付きフオワーダー)など、高性能林業機械を活用した間伐作業システムの実演を視察した。
二日間で200名を超える出席者があり、室内研修、現地研修とも盛況であった。