森の魚道環境整備事業の実施

道庁治山課では、治山ダムに設置した魚道について、有効に機能しているかどうかなどを把握するために、全道調査を実施しました。

道庁治山課が所管している治山ダムには、平成20年度末までに約330基の魚道を整備してきており、そのうち直近に整備したものを除いた約300基の魚道について、平成21年度の緊急雇用創出推進事業(厚生労働省の交付金)を活用した委託業務により、現状機能の把握調査を行うとともに、魚道内に土砂等が堆積するなどして機能が低下している魚道については清掃を行いました。

この調査結果を基にして、引き続き清掃や改良などが必要な魚道を選定し、早期の機能回復を図るため、平成22年度からその対策に取り組むこととしています。