平成25年度東北・北海道治山林道ブロック会議並びに協議会総会の開催
7月4日、盛岡市において東北・北海道ブロック会議が開催され、東北各県と北海道の協会関係者、林野庁計画課川戸入札契約技術企画官、(一社)日本治山治水協会山田会長兼専務理事、岩手県森林保全課佐藤総括課長他出席のもと、治山・林道事業推進の課題や、来年度に向けた施策要望事項などについて検討を行った。
その結果、平成26年度に向けて、東日本大震災への対応や治山事業における採択要件の緩和、海岸防災林造成の推進、さらに林道事業については路網整備の加速化や予算の確保等について、8月に国等へ要望することが決定された。
また、ブロック会議の後、総会が開催され、前年度決算と本年度事業計画が承認されたほか、来年の会議は福島県で開催することが決定された。
翌5日は、世界文化遺産の平泉中尊寺を見学した後、平成20年6月に発生した岩手・宮城内陸地震で被災した一関市厳美町野々原地区の復旧治山対策状況を視察し、一関農林振興センターの治山担当者から復旧治山事業の進捗状況などの説明を受けた。