平成26年度 路網整備技術者研修会(第2回ワークショップ)の開催

 路網整備技術者研修会は、市町村や森林組合の路網整備担当者を対象として、路網整備技術者の育成を目的に、設計積算や測量調査、路線設定などについて、室内研修と併せて実際の施工現場を利用するなど、実践的な研修会を、北海道水産林務部森林整備課と連携して当協会主催で開催している。
 本年度第2回目の研修会を、8月7(木)~8日(金)の日程で、札幌市のKKRホテル札幌と安平町スキー場を会場に開催した。
 7日は、KKRホテル札幌にて、北海道水産林務部森林整備課路網整備担当者による「路網の計画路線の図上測設」や「曲線の設定方法について」の室内演習と、林野庁森林整備部整備課の十川路網整備専門官による「森林・林業再生に向けた路網整備」及び「林業専用道作設の留意点と作設事例」についての講義を行った。
 8日は、安平町スキー場にて、測量機器(メリジャンクリノメータ、ポケットコンパス、レベル、トランシット)の取扱と操作実習と、林業専用道の調査・測量実務として、勾配測定や曲線設定についての現地演習を行った。
 全道各市町村や森林組合から路網担当者25名が参加し、心配された天候にも恵まれ、充実した研修会となった。
 なお、第3回研修会は、10月16~17日に札幌市(室内研修)及び近郊(現地検討)で開催する予定。