平成27年度東北・北海道治山林道ブロック会議並びに協議会総会の開催
6月29日から30日の日程で、秋田県男鹿市において東北・北海道治山林道ブロック会議が開催された。
29日は、東北各県と北海道の協会関係者、林野庁整備課中西低コスト森林施業指導官、(一社)日本治山治水協会山田専務理事、ほかの出席のもと、治山・林道事業推進の課題や、来年度に向けた施策提案事項などについて室内検討を行った。
その結果、平成28年度に向けて、治山林道事業予算の安定的確保、東日本大震災への対応や治山事業における採択要件の緩和、さらに林道事業については路網整備の加速化や予算の確保、橋梁等重要構造物の維持管理に対する支援等について、8月に国等へ要望することが決定された。
また会議の後、東北・北海道治山林道協議会総会が開催され、前年度決算と本年度事業計画が承認されたほか、来年の会議は宮城県で開催することが決定された。
翌30日は、平成25年9月の集中豪雨により、前年度山腹工施行地の隣接斜面で山腹崩壊が発生し県道等に被害をもたらした、男鹿市戸賀塩浜漁元崎B地区の治山事業施工地において、事業実施状況の見学と現地検討を行った。