治山事業100周年記念治山功労者表彰

 一般社団法人日本治山治水協会では、治山事業100周年を記念して、「治山事業百年史」や写真集「よみがえる国土」などの発刊をしてきましたが、この記念事業の一環として、治山事業の推進に顕著な功労のあった者や治山事業に関し特に有益な発明改良等技術の開発向上に功績のあった者に該当する個人及び団体を対象に、治山功労者として表彰することとしました。各都道府県協会からの推薦を受け、平成26年3月14日付けで、次の通り受賞者を決定し、4月9日に東京都(千代田区平河町海運クラブ)にて、表彰式が行われました。
 なお、北海道からは、新谷融北海道大学名誉教授と特定非営利活動法人北海道魚道研究会が、林野庁長官賞を受賞しました。おめでとうございます。

○農林水産大臣賞(敬称略)
 ・太田猛彦(埼玉県)
 ・新潟県治山ボランティアセンター(新潟県)
 ・日鐵住金建材株式会社(東京都)
 ・京都府木製治山施設調査研究会初代代表 青合幹夫(京都府)
○林野庁長官賞
 ・新谷融(北海道)
 ・特定非営利活動法人 北海道魚道研究会(北海道)
 ・一般社団法人 秋田県林業コンサルタント(秋田県)
 ・御前崎市海岸防災林保護管理組合(静岡県)
 ・鈴木隆司(愛知県)
 ・倉良重良(徳島県)
 ・江崎次夫(愛媛県)
 ・ロープネット・ロックボトル併用後方研究会会長 沖村孝(兵庫県)
○日本治山治水協会長賞
 ・米澤正(秋田県)
 ・特定非営利法人 庄内海岸のクロマツ林をたたえる会(山形県)
 ほか、14の個人・団体

(備考)治山事業は、明治44(1911)年に第一期治水事業として始められ、2011年に100周年を迎えた。