2008 12月12日(金)

 林業会館会議室にて有珠山噴火の治山対策記録の第4回編集委員会を開催した。
 今回は、今年度に実施した調査を実施主体ごとに報告し、今後補足すべき調査、成果品の取り纏めのイメージ、今後の日程などを検討するために開催された。
 治山林道協会からは、治山構造物などの現況調査について、昭和52年、53年施行の床固工側壁に押出しやクラックが見られる他は概ね機能を発揮していること、道立林業試験場からは森林土壌や森林植生の調査、分析結果、北海道大学からは森林土壌の浸透能試験の結果などについて報告があり、質疑を行った。
 今後は、記録書素案の作成を進めるとともに、来年度は補足調査を実施し、記録書の作成を目指す事とした。