2009 6月18日(木)

平成21年度東北・北海道治山林道協議会及びブロック会議が宮城県栗原市で開催され佐々木事務局長他が出席した。

1 平成21年度東北・北海道治山林道協議会総会

(1)平成20年度事業報告並びに収支決算、平成21年度事業計画並びに収支予算(案)について審議

 本年度は総務担当職員研修会を中止することとした他は例年通り
の事業内容で了承された。

(2)東北北海道治山林道協議会の要望活動について協議
 本年の㈳日本治山治水協会の総会は、衆議院総選挙の日程で先送りの可能性があるが、国に対する要請活動は、例年通り実施する。

(3)役員の選任について
 21年度は宮城県林業振興協会長が会長に山形県森林協会長が副会長に就任した。

2 平成21年度東北北海道治山林道ブロック会議

 引き続き、林野庁、㈳日本治山治水協会及び宮城県農林水産部が加わり、ブロック会議を開催した。
 宮城県林業振興協会寛野会長、林野庁治山課五関保安林調整官、(社)日本治山治水協会由田部長、宮城県農林水産部川村次長の挨拶に続き、治山林道事業に関する国向け施策提案事項について審議を行った。
 次の提案事項について、道県から説明し、林野庁から回答を頂いた後、意見交換を行った。
 なお、これらの提案については、東北北海道治山林道協会として林野庁に対し要望する予定である。

(治山林道共通)
①積雪寒冷地におけるゼロ国債予算枠の拡大と重点配分について
②補助金の早期交付決定通知について
③地方負担軽減による事業の推進について
④ソフト事業(調査・測量・設計)の実施について

(治山)
①治山施設の長寿命化
②治山事業に係る制度等の見直しによる事業の拡大と効果的な推進について
③治山事業予算の拡大・確保等について
④採択基準と補助率の見直しについて
⑤治山事業を実施するための新たな交付金の創設

(林道)
①路網整備に対する定額助成制度の恒久化
②過疎対策の継続実施
③作業道の地方交付税の支援措置について
④林道事業における地方負担の軽減について
⑤緑の産業再生プロジェクト事業の推進について