2010 10月1日(金)~2日(土)

「有珠山噴火復旧治山対策30周年記念・防災の森林づくり事業」記念植樹

 1977年8月、2000年3月の有珠山噴火後、その荒廃山地に国有林や民有林の治山事業などの復旧対策が講じられて30年が経過しました。これを契機に、当協会は広く道民に防災意識の定着と森林の整備・保全意欲の向上に資することを目的に、記念イベントとして、噴火隣接地で地元ボランテイアとの協働による記念植樹を実施しました。この記念植樹は、北海道胆振総合振興局や洞爺湖町役場、伊達市役所のご理解とご協力を得て、(社)国土緑化推進機構の「緑の募金交付金」の支援を受けて実施しています。

1)10月1日(金)15時~

  伊達市「治山の森」において、北海道胆振総合振興局および伊達市役所の関係者、伊達市立有珠小学校から5人の児童などが参加し、有珠山噴火復旧治山対策30周年記念看板の除幕式とエゾヤマザクラ5本の記念植樹を実施しました。

2)10月2日(土)10時30分~

 洞爺湖町「桜公園」における「洞爺湖町民植樹祭」に、当協会は有珠山噴火復旧治山対策30周年記念・防災の森林づくり事業の協賛事業として参画しました。
 記念植樹の会場は、洞爺湖畔の西山噴火口に隣接し、洞爺湖町が復興のシンボルとして整備をすすめている公園です。
 記念植樹に先立ち、真屋洞爺湖町長と廣野当協会副会長が有珠山噴火復旧治山対策30周年の記念看板の除幕式を行ないました。胆振総合振興局森林室豊浦事務所の緑化指導の後、洞爺湖町民や地元の森林土木業者ボランテイアなど約100人が参加し、秋空のもとエゾヤマザクラ、チシマザクラの約200木を植樹しました。