2010.11.16平成22年度日本林道協会理事会・通常総会

 11月16日(火)10時に、平成22年度日本林道協会理事会が東京都千代田区のルポール麹町3F会議室において開催され、当協会の若狭会長が出席した。
 理事会では、山口会長の挨拶の後、来賓の津元森林整備部長から林道事業の23年度予算の編成状況などを交えた挨拶があった。「森林・林業再生プラン」の最終取りまとめを踏まえ、今までの路網の区分が、林道、林業専用道、森林作業道になり、これまでの林道は交付金、林業専用道は公共予算、森林作業道は新たな直接払い制度で進めることを検討しているなどの説明があった。
 議事では、総会に提出する平成21年度の事業報告及び収支決算、平成22年度事業計画及び収支予算、役員の改選などが審議され、質疑の中で、理事から林道予算が厳しい中、国などに対して積極的に予算確保に働きかける必要があるなどの意見が出されたが、了承された。また、岩手県協会より、総会において、林道事業予算確保の緊急要請を提案することが報告され、了承された。
 通常総会は、11時から同2Fホールにおいて開催され、山口会長及び来賓として出席した沼田林野庁次長からの挨拶の後、理事会で承認された事項について説明があり、異議なく承認された。
 また、岩手県治山林道協会の上机会長より、林道整備推進のための予算確保に向けた緊急要請の趣旨説明があり、満場一致で決議された。総会後、北海道選出国会議員に対し、林道整備推進のため予算確保に向けた緊急要請活動を行った。