平成25年度(一社)日本治山治水協会理事会・通常総会・講演会
8月29日、東京都千代田区ホテルルポール麹町において、平成25年度(一社)日本治山治水協会の理事会(15:00~)、総会(16:00~)及び特別講演(17:00~)が開催され、当協会から若狹会長、安田副会長が出席した。
総会に先立って開催された理事会では、山田会長挨拶、本郷浩二林野庁森林整備部長、川野康朗治山課長の来賓挨拶の後、総会への提出議案等について報告・審議された。
総会では、山口俊一財務副大臣、沼田正俊林野庁長官ほかの来賓あいさつに引き続き、平成24年度事業報告及び収支決算、平成25年度事業計画及び収支予算について原案通り可決された。
また、総会に引き続き、北海道大学大学院農学研究科、中村太士教授による特別講演「国土の変貌と治山技術の未来像―レジームシフトを見据えてー」が開催された。
講演では、荒廃地の樹林化(緑の増加)、流出土砂の減少と河床低下、森林のアンダーユースなど、レジームシフトが起こった。社会経済資本とともに動物相植物相(水、土壌、大気)などの自然資本を評価する必要がある。治山事業もこれらのレジームシフトに対応していく必要があることなどの話がなされた。