平成26年度東北・北海道治山林道ブロック会議並びに協議会総会の開催
6月23日から24日の日程で、福島県下郷町において東北・北海道治山林道ブロック会議が開催された。
23日は、東北各県と北海道の協会関係者、林野庁計画課川戸入札契約技術企画官、(一社)日本治山治水協会山田専務理事、加藤福島県南会津農林事務所ほかの出席のもと、治山・林道事業推進の課題や、来年度に向けた施策要望事項などについて室内検討を行った。
その結果、平成27年度に向けて、治山林道事業予算の安定的確保、東日本大震災への対応や治山事業における採択要件の緩和、さらに林道事業については路網整備の加速化や予算の確保、森林整備加速化・林業再生事業の継続等について、8月に国等へ要望することが決定された。
また会議の後、東北・北海道治山林道協議会総会が開催され、前年度決算と本年度事業計画が承認されたほか、来年の会議は秋田県で開催することが決定された。
翌24日は、平成23年3月の東日本大震災により山腹崩壊が発生し、町道や1級河川に被害をもたらした、下郷町上八平(うわだいら)地区の治山事業施工地において、事業実施状況の見学と現地検討を行ったほか、観音沼生活環境保全林や、塔のへつり、大内宿を見学した。
上八平地区治山事業 観音沼生活環境保全林