「森林整備加速化・林業再生事業」における基幹作業道での取り組み

地球温暖化防止に向けた森林吸収目標の達成と木材・木質バイオマスを活用した低炭素社会の実現が求められる中、国では、「森林整備加速化・林業再生事業費」を都道府県に交付して基金を造成し、この基金を活用することにより地域の実情に応じた創意工夫に基づく、間伐や路網の整備、バイオマス利用施設の整備などを実施し、間伐等の森林整備の加速化と間伐材等の森林資源を活用した林業・木材産業等の地域産業の再生を進めるため、平成21年度より平成23年度の3カ年間で事業を実施しています。
このうち路網の整備では、基幹的な作業道を全道で98路線、事業費では約24億円を実施することとしており、林道と作業道を適切に組み合わせた路網整備を進め、施業の集約化や高性能林業機械の導入などの推進を図るものであります。
 このことから、当協会としても国の趣旨を踏まえ木製標識やその他資材など、道内の間伐材需要拡大に向けた協力をしております。

完成後の基幹作業道沿線で間伐作業が行われる・・・・写真5参照